名古屋・栄に誕生した新たなラグジュアリーの発信地「HAERA」。パルコと大丸松坂屋百貨店が手掛けるこの新商業施設は、ファッション、アート、ライフスタイル、食が交差する新たな複合空間だ。その中核を担うルイ・ヴィトン 名古屋ランドマーク店は、旅を原点とするメゾンの哲学を体現した新たなランドマーク。地元・名古屋で俳優を志すきっかけを得て、いま世界へと活躍の場を広げる笠松将が出合ったのは、メゾンの歴史や価値観、旅の精神が息づく場所だった。
- Photo
- Kazuki Iwabuchi
- Stylist
- Kohei Kubo
- Hair&Make
- Masa Kameda
- Text
- Hisako Yamazaki
- Edit
- Mariko Araki、Kaori Tanno(RIDE)
「ルイ・ヴィトン」の
新たなランドマークが、名古屋・栄に誕生
6月11日、HAERAにルイ・ヴィトン 名古屋 ランドマーク店がオープン。地下1階から3階までの4フロアを擁する、中部エリア最大級の大型店となる。建築そのものをメゾンのシグネチャーへと昇華したファサードは、高さ10メートルのスケールで彫刻のように浮かび上がるモノグラム・フラワーを立体的に表現。昼と夜で異なる表情を見せながら、栄の街に新たな華やぎを添える。
1階にはウィメンズバッグやレザーグッズに加えて、フレグランスのほか、中部エリア初の取り扱いとなるビューティ・コレクション「ラ・ボーテ ルイ・ヴィトン」も展開。メイクアップアイテムまで幅広く揃い、タッチアップ体験も可能。2階にはウィメンズ プレタポルテやシューズ、ウォッチ&ファインジュエリー、地下1階にはメンズバッグやレザーグッズ、トラベルアイテム、プレタポルテ、シューズが揃う。さらに3階には、ヘリテージルームを備えたエクスクルーシブなサロンも併設。メゾンのクラフツマンシップと旅の精神、そして現代的なラグジュアリーが交差する、名古屋の新たな目的地となりそうだ。
名古屋ランドマーク店限定となる「カプシーヌ MINI」は、約850個のビーズとラインストーンを纏った華やかな逸品。さらに、メゾン初のアルミニウム製の「スーツケース ホライゾン・アルミニウム」も登場し、ルイ・ヴィトンが描く新たな旅の世界観を提案する。
HORIZON 55 ¥720,500
<名古屋ランドマーク店 限定>CAPUCINES MINI ¥5,401,000 
旅するように、空間を巡る
笠松将が触れたメゾンの物語
俳優・笠松将さんが纏ったのは、しなやかなウールリネン素材が生み出す軽やかなシルエットが魅力のテーラードジャケット。洗練された佇まいで名古屋 ランドマーク店を巡りながら、ルイ・ヴィトンが描く新たなラグジュアリーの世界を体感した。
「空間そのものが体験になっていて、ただ買い物をする場所ではなく、メゾンの世界感が感じられる場所」。そう語る笠松さんにとって、ルイ・ヴィトンは旅やクラフツマンシップだけなく、人生に寄り添う存在でもある。長年大切に愛用しているのは、尊敬する先輩から贈られたルイ・ヴィトンの財布。「本当にずっと大事にしています」と話す。また、私物ではミニバッグも愛用。「絶妙なサイズ感で、めちゃくちゃいいんですよ。パスポートとクレジットカード、歯ブラシなど必要なものだけをそのバッグに入れて、飛行機に乗ることもよくあります」と、軽やかな旅のスタイルを明かした。
ブランドの伝統と革新、そして旅の精神が交差する空間は、笠松さんの感性にも深く響いたようだ。メゾンが紡いできた物語や価値観に触れることのできる空間として、訪れる人を新たな旅へと誘う。
RELAXED SB JACKET ¥424,600、MONOGRAM L/S SHIRT ¥162,800、CIGARETTE PANTS ¥200,200、BROCHE 参考商品、BELT ¥126,500、NECKLACE ¥96,800、LOAFER ¥198,000、BAG ¥418,000

どんな道を選んでも、自分は自分だと思う
笠松将が見つめる、生き方の輪郭
俳優という道を選ぶきっかけとなったのは、地元・名古屋でのスカウトだった。場所は、いま名古屋 ランドマーク店が建つ栄エリアの程近く。もしあの日、声をかけられていなかったら――。そんな問いを投げかけると、彼は意外にも迷いなく答えた。
「でも、変わんないと思いますよ。違う道に進んでいたとしても、たぶんこんな感じで生きていると思います。成功したと思っても、まだ先はあるし、失敗する可能性だって全然ある。そういう考え方は変わらないんですよね」
自分自身をどんな人間だと思うかと尋ねると、その答えも実に明快だった。
「僕は、自分のことをめちゃくちゃ理解しているタイプだと思います。こだわりたいところや一生懸命頑張りたいところには全力で向き合う。でも、それ以外は本当に興味がないんです。人間関係もそうで、好きな人と時間を過ごすし、言葉を交わす。でも、そうじゃないことにはあまりエネルギーを使わない。得意不得意がすごく極端なんですよ」
現在、心を動かされているものについて聞くと、答えは未来へと向かう。
「秋に撮影する作品はすごく楽しみですね。どんな作品になるんだろう、どう仕上がるんだろうって考えています」

未完成だからこそ、人は惹かれる。
いまの時代に問いかける、表現の価値
彼はこれからの俳優に求められるものについて、自身の考えを語ってくれた。
「監督の言うことを全部聞いていればいいのかっていうと、僕はそうじゃないと思うんです。もちろん『9時に来て』と言われたら、9時に現場に行きます(笑)。でも、『もっとまっすぐ向いてください』『笑いながら喋ってください』『ここで止めてください』みたいなことを全部その通りにやっていたら、絶対にアニメには勝てないじゃないですか。だったらアニメを作ればいいし、AIだってある」
だからこそ、自分は“未完成”であり続けたいのだという。
「僕の中では、全然“未完成”でいいんですよ。完璧じゃなくていい。むしろ、未完成なものをどれだけ世の中に出せるかに価値があると思っていて。ダンスも上手い、顔もキレイ……全部整っていて、非の打ちどころがない人を見ると、『そりゃ素敵だよね』って思うんです。でも、それだけじゃない気がする。欠点があったり、自分が嫌だと思っている部分があったり、周りから指摘されることがあったとしても、それをポジティブな笑いに変えたり、誰かを感動させたりすることができたときって、もう誰にも負けないものになると思うんです。全員に好かれるなんて無理ですし、そういうことにはあまり興味もない。もちろん、好かれたら嬉しいですけれど……『いまのままで好きになってよ』ってね(笑)」
笠松さんが信じているのは、欠けている部分や未完成さを抱えたままあり続けること。その純粋な不完全さこそが、人を惹きつける力になるのだと、彼は自然体の言葉で教えてくれた。


- ショップ名
- ルイ・ヴィトン 名古屋ランドマーク店
- フロア
- B1F/1F/2F/3F
- 公式ブランドサイト
- https://www.louisvuitton.com
- 公式SNS
- Instagram(@louisvuitton)

笠松将
1992年11月4日生まれ、愛知県出身。2013年より本格的に俳優活動をスタートし、映画やドラマを中心にキャリアを築く。映画『花と雨』(2020)で長編映画初主演を果たし、近作ではドラマ『君と世界が終わる日に(Hulu)』、大河ドラマ『青天を衝け』、配信作品『全裸監督2(Netflix)』、主演映画『リング・ワンダリング』、日米合作『TOKYO VICE(HBO max)』、『ガンニバル(Disney+)』、連続テレビ小説『らんまん』、海外ドラマ『奥のほそ道 –ある日本軍捕虜の記憶-(U-NEXT)』、韓国映画『Good News(Netflix)』、韓国ドラマ『復讐代行人3~模範タクシー~(U-NEXT)』などに出演。強さと脆さを併せ持つ人物像を巧みに体現し、国内外で活躍する俳優として高い評価を得ている。また、韓国映画『ミョンド』への出演も控えるほか、三池崇史監督のハリウッドプロジェクトへの参加も決定している。
Instagram(@show_kasamatsu_official)
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