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KOTORI

自由な組み合わせを楽しむ、世界初のカスタムヘッドフォン

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KOTORI

1949年創業、世界中のトップエンジニアやミュージシャンに支持される老舗オーディオメーカーフォスター電機 FOSTEX COMPANY(フォステクス カンパニー)から、09年に誕生したヘッドフォンブランド。
ネーミングは、個(KO)、音(OTO)、オリジナル(ORIGINAL)から。現在、カナルタイプの101、オーバーヘッドタイプの202、密閉型の303の3モデルを展開。取り扱いは専用ウェブのほか、Apple Store、一部百貨店など。
http://kotori.fostex.jp/

アニマル柄やチェック、キラキラのデコ。多彩なデザインと、音響機器メーカーならではの高音質が魅力のカスタムメイド・ヘッドフォン「KOTORI」。
イヤーパッドやカバー、コード、プラグキャップ、コントローラーなど全20パーツのパターンや色が選べ、その組み合わせの種類はなんと28ケタにも上るという。
同社のある昭島市の「KOTORIホール」(昭島市民会館)にて、フォステクスカンパニー・KOTORIプロデューサーの山口創司さんに話を聞いた。

ー「KOTORI」開発のきっかけは?

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「これまでフォスター電気はヘッドフォンをはじめオーディオ機器のOEM(他社ブランド製品の製造)を行っていて、ブランド部門のフォステクスも主にプロ向けの高価なものが中心なのですが、その技術や強みを生かしつつ一般に向けたポップなものを作ってみてはどうかと。そこで、個人個人で違うものを提供するカスタムヘッドフォンを提案したところ、企画会議に通って。企画は僕を含めて3人、立ち上げからローンチまで約4ヶ月という恐ろしいスケジュールだったんですが(笑)」

ーたった4ヶ月で(!) そもそも、カスタムメイドのヘッドフォンという発想はどのように生まれたのでしょうか?

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「まずはフォスター電気にしかできないもの…コアが製造業であり、自社工場があるという最大の強みを生かすことを考えました。他社ブランドはファブレス(工場を持たない)が大半ですが、自社工場ならばオンデマンドで一つ一つ異なるパターンを大量に作ることができるのではと」

ーもともと、山口さんは技術部で製品開発をされていたとか。

「主にデジタルレコーダー関連製品や、ネットワークオーディオ製品の回路設計や組み込みプラグなどを手がけてきて、最近ではKOTORIの業務と平行してしつつ、ヘッドフォン、ヘッドフォンアンプの企画開発などもしています」

ー…かなりテクニカルな方だったんですね(笑)。山口さん的にも新たな試みだったと思いますが、「KOTORI」として目指したものやこだわりを教えてください。

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「エンジニアとしてのテクニカルな要素と、デザイン的な要素のバランスですね。個人的には、その間を繋ぐ役割ができればと考えていて。デザイン面では、プロダクトデザイン・webデザイン・2次元のグラフィックなど、全体の要素がバラバラになるのを避けたかった。そこで、Web制作会社、ECとネーミング・コピー制作の3つの会社と代理店を通さずに直接コンタクトを取り、さらに一同に集まってもらって直接意見を交換して決めていきました」

ーテクニカルな面ではいかがですか?

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「一つづつ異なるものを品質を保ちながら、効率よく生産すること。それをIT化するためのシステム作りに時間をかけました。それらのプロセスを経て、Web上でデザインされたものが、実際に3次元の現物になって現れる時は、毎回感動しますね」

ー発売から5年ですが、反応はいかがですか?

「プレゼントとして購入されるお客様も多く、またデザインに惹かれて購入した人からも”これまでのヘッドフォンと違う”音が良くて感動した”とおっしゃっていただくこともあり、とても嬉しく感じます。様々なブランドとのコラボレーションも広がってきたので、今後も色々な組み合わせを試しつつ、楽しいヘッドフォンを提案していきたいですね」

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