BiSH解散後、初の単書「いままでも、これからも」を7月に発売。8月には待望のソロプロジェクトCENTの1stアルバム『PER→CENT→AGE』をリリースするセントチヒロ・チッチさん。自分の“好き”を詰め込んだ音楽を作りながら、「頭のなかにある…なにかうごめいているものを形にしていく作業、ものづくりってすごく幸せなことなんだなと思えた」と、あらためて音楽を作る喜びを感じたそう。純粋に素直に心から“好き”と思えるなにかを追い求めることで、いつしか個性や自分らしさというフレームができあがる。名古屋PARCOでも“好き”を熱狂させる2店として有名なショップを、チッチさんが訪れた。夢のようにレアで希少なスニーカーを実際に手にとって体感することができる「SNKRDUNK(スニダン)」と、連日行列の絶えない話題のハンバーグ「極味や」をクルーズ!
- Photo
- Kisshomaru Shimamura
- Styling
- Masataka Hattori
- Hair&Make
- Yuki Takahashi
- Text
- Hisako Yamazaki
- Edit
- RIDE Inc.
定番からレアで高価なコラボアイテムまで。
スニーカーヘッズを熱狂させるSNKRDUNK
月間500万人以上が利用する国内最大級スニーカー&トレカフリマアプリ「SNKRDUNK(スニーカーダンク/スニダン)」が、原宿、渋谷DROP、南堀江、心斎橋DROP、シンガポール店に続く6店舗目を2023年5月に名古屋PARCOにオープン(アプリ内で取引が成立した商品の持ち込みができるDROPカウンターも併設)。店内にはNikeのAir Jordan、Dunkをはじめ、スニーカーヘッズたちを夢中にさせる希少なコラボアイテムなど、約400足ものスニーカーがずらりと並び、高額でレアな人気のスニーカーも含め、すべての商品を実際に手にとって試着してから購入することができる。また、入手困難な旬なストリートウェアのセレクトコーナーもあり、スニーカーに合わせたファッションのコーディネートも楽しめる。
時を超えたレガシー。
圧倒的なスケールのAir Jordan 1コーナー
店内に足を踏み入れて、すぐ左側の壁を埋め尽くすAir Jordan 1 コーナーはまさに圧巻。チッチさんがまず手にとったのは、スニーカー界の王様とも呼び声の高い、1985年のAir Jordan 1“Chicago”のヴィンテージ調の装いで昨年復刻した「Nike Air Jordan 1 High OG "Lost & Found/Chicago"」。マイケル・ジョーダンが所属していたシカゴ・ブルズのチームカラーである赤・白・黒のカラーはストリートのアイコンに。そのほか、落ち着いたトーンに仕上がった「Nike Air Jordan 1 Retro High OG "Black and Smoke Grey"」や、2009年に登場した名色が再登場した「Nike Air Jordan 1 Retro High OG "Celtics/Black and Lucky Green"」など、2023年に発売された話題のモデルがサイズも豊富に勢揃い。
<Travis Scott × Nike>WMNS Air Jordan 1 Low OG "Medium Olive"<Nike>Air Jordan 1 Retro High OG "Black and Smoke Grey"
<Nike>Air Jordan 1 High OG "Lost & Found/Chicago"
<Nike> Air Jordan 1 Retro High OG "Celtics/Black and Lucky Green"
いつもとちょっと違う自分になれる――
スニーカーが秘めた大きなパワー
「ジョーダンがすごく好きなんです。かわいい服にジョーダンのスニーカーを合わせると、ストリートミックスな雰囲気に変わって、いつもとちょっと違う自分になれる。スニーカーは、エッセンスとしてすごくパワーがある。スニーカーからその日に着る服を考えたりすることもあります。また、ヴィンテージ探しと同じでスニーカーも“出会い”って感じで好きなんです」とチッチさん。 彼女がロングスカートに合わせたスニーカーは、Air Jordan 1のコラボモデルとして初めてウィメンズ規格で2023年4月にリリースされた「Travis Scott × Nike WMNS Air Jordan 1 Low OG "Medium Olive"」。トラヴィスらしい遊び心あふれるデザインに、深いオリーブカラーの大人っぽさをミックスさせた一足は、様々なコーディネートに似合いそう。
愛の温度が世界を変える。
1冊の本との出会い
「『アミ 小さな宇宙人』という本が、私のバイブル。宇宙人の男の子と出会う話なのですが、みんながすごく孤独を感じやすかったコロナ禍でこの本を知って。お金とか…そういうことじゃなく、『愛の温度が世界を変える』と思っていたときに読んだ本なんです。今まで自分が聴いてきた音楽から、そういうことを感じたことはあったのですが、初めて本で奮い立たせられた作品でした。地球ではないその星では、お金ではなくて物々交換をして、すべてが共有物なのだという考えが浸透していて。そういう気持ちでいられたら、意地悪なこともないだろうなって。人間として、生き物としての本質をこの本が教えてくれたので、みんなにも読んでほしいなと思っています。大人になっちゃった自分にも反省したし、もっと素直に生きたいなとも感じました。私には支えてくれるファンのみなさんがいる。愛をあげたいと思える存在がいなかったら、きっとそんなふうに考えなかったかもしれないし、自分自身がいろんなことに傷つくという経験をしていなかったら、そういうことにも気づけなかったと思います。本を読んで大切なことに“気づけた”ことが、とても大きかったですね」
- ショップ名
- SNKRDUNK
- フロア
- 名古屋PARCO 西館 2F
- 公式サイト
- https://snkrdunk.com/
- 公式SNS
- Instagram(@snkrdunk_jp/@snkrdunk_nagoya_parco)
X(旧Twitter)(@snkrdunk_jp)